ローゼ姉さんのドイツ語講座第17回「動詞の3基本形」

ローゼ

Moin moin! Wie geit di dat?

「モイン・モイン! ヴィー ガイト ディ ダット?」

…………(こなた顔)

あ、ごめん、ごめん、つい、地元の方言をw

あらためてGuten Tag! 今日からまた進み始めるドイツ語講座、司会のローゼ・オイゲニー・フォン・エッカルト・コーツブルクよ。

今のは、低地方言のドイツ語で、標準ドイツ語からすると、

Guten Tag! Wie gehts?

……にあたるものよ。「moin」は挨拶で、ネネちゃんの話す高地ドイツ語の「Grus Gott!」と同じように「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」いつでも使えるわ。

っとっと、ヘレーネちゃんを愛称(ネネ)で呼ぶと怒ったわね、そういえば。みんな、今のことは内緒でよろ!

で、あたしの出身地(オルデンブルク)の近く、シュレーズヴィヒ・ホルシュタインでは、特にこれを「Moin moin」と2回いう傾向が強いわね。

……まぁ、そもそもビスマルクらの統一で今の標準ドイツ語が「標準」になる前の、北ドイツの標準語といえば、この北部方言だったわけだけどね。

それを言い出すと、「はるかな」はドイツ統一前の話だから、あたしが話すのは北部方言なわけだけど……さすがにドイツ語学習というコンセプトでこの動画が進行していく以上「標準ドイツ語」にする必要があるわけでね。いかんともしがたいわけよ、これが。第一、この作者は北部方言の発音ができないし。作者の「r」音は巻き舌式の南部方言だからね。

とりあえず、今日のはじめの雑談は、この「北部方言」を軽く紹介するわね。

次の「Wie geit di dat?」だけど、「wie」は標準ドイツ語と同じで「どう?」って意味。でも、北部方言は場所によって「wo」を使うところもあるわ。この「wo」は標準ドイツ語の「wie」と同じ意味で使われるのであって、「どこで?」というタイプとは違うから注意ね。また、別の場所では接続詞の「as」が代わりに使われることもあるわね。……ややこしい。

次の「geit」だけど、これは「gehn」の三人称単数現在形ね。この「gehn」が標準ドイツ語の「gehen」というわけ。作者の知り合いのドイツ文学研究者情報によれば、「eh」という長母音が「ei」に変わるとのこと。この人称変化はそれが原因みたいね。

で、今度は「di」だけど、これは「es」じゃなくて、「dir」に対応する語なの。

……そう、ここで語順が標準ドイツ語と逆転するのよね。

さらに、この「di」は低地方言では3格と4格のどちらでも使えるの。……というか、低地方言には3格と4格の区別がないのよ。

この辺りは、英語やオランダ語と全く同じね。英語はドイツ語の3・4格を統合して「目的格」と言ってるしね。

他にも、標準ドイツ語の「ich」が「ik」とか「ick」となったり、「sein」が「sien」になったり、大分違うのよね。

sien」の三人称単数現在の「is」なんて、読みは濁らないけど形は英語と全く同じだし。

ich bin」にあたる低地方言は「ik bun」だけど、ここまでくると標準ドイツ語よりもオランダ語の「ik ben」の方が随分近くなるわ。……まぁ、これも作者の知り合い情報だけど、その人が学生時代に、学生食堂でオランダ人とドイツ人が、『それぞれ母国語で会話しているのに』話が通じていたらしいわ。ほとんど差がないのよね、実際。……かといって、スイスのドイツ語はドイツ人じゃ聞き取れないから字幕がつくレベルだし……難しいわね、ホント。さらに北部方言では語末の「d」とかが落ちて、「und」が「un」だけになったりとかいろいろ……。

ちなみに、低地方言は標準ドイツ語や高地方言と違って、英語やオランダ語と同じく「第二次子音推移」というのを経験してないから、低地方言はむしろ英語やオランダ語に近いかもね。……うーん、これを言い出すと、今のドイツ語よりも古英語やオランダ語の方が「本来のドイツ語」に近いともいえるわ。……言語学について作者はほとんどやってないから、あまり突っ込んだことはいえないけどね。

ただし、今の英語の方はフランス語に影響されまくってるから、原型は大分消えちゃったけどね。

まぁ、方言ははっきりと「ここからここまで」って分けられるわけじゃないし、地域によっていろんなバリエーションがあるから、ここで紹介した北部方言もその「一部」なわけね。

 

以上! 雑談終わり!

……まぁ、今回やる過去分詞のところで少しだけ北部方言についての言及があるから、入れただけなんだけどね、これ。

というわけで、今回は動詞の基本形……英語で言うところの、「原形過去形過去分詞」をやるわ。「play-played-played」とか「go-went-gone」とかいう風にやったこと、憶えているかしら。

原形は辞書の見出しや、現在形での基本の形。過去形は「〜だった」とかいう文で使う形。過去分詞は助動詞と一緒に「〜してしまった」とか「〜される」とかいう文で使う形でったわね。

ちょっと文法チックに言うと、過去形は過去時制、過去分詞は完了形や受動態で使うということになるわ。

ドイツ語ではそれぞれ「不定形―過去基本形―過去分詞」と、少し名前が違うんだけど、英語と順番・役割は同じね。

というわけで、早速はじめるわ。

 

Lektion 1

弱変化動詞規則動詞)

 

ローゼ

まずは、おなじみ規則的なものからね。

例を挙げると、「lernen(学ぶ)」や「sagen(言う)」、「arbeiten(働く)」かしら。

まずはこれらを過去基本形にしてみるわ。

 

lernte sagte arbeitete

「レルンテ ザークテ アルバイテテ」

 

最後の「arbeitete」以外は、「語幹」+「te」の形になってるわね?

これが、過去基本形の語尾よ。

arbeitete」の語尾「te」の前にある「e」は、「t」が続くから言いやすくするためにつけられた、いわば「口語のe」ね。これは第3回でやった現在人称変化と同じ。もちろん、「t」と同じ読みをする語末の「d」の後ろも、口語のeをつけること。

 

次に、過去分詞はというと……

 

gelernt gesagt gearbeitet

「ゲレルント ゲザークト ゲアルバイテット」

 

gearbeitet」の最後は口語のeがついてるけど、それを除くと全部「ge + (語幹) + t」の形になってるわね?

これが規則動詞の過去分詞なの。

大抵の動詞は、この形で変化するから、辞書には変化の形が載ってないことが多いけど、きちんと見極めること。おk?

 

じゃあ、次は不規則変化に行ってみるわね。

 

Lektion 2

強変化動詞(不規則動詞1)

まぁ、不規則があるのは諦めて。英語より大分少ないと思い込んだら勝ちよ、多分。

このタイプの不規則動詞は、過去基本形・過去分詞が、もう滅茶苦茶に変わってしまうタイプで、さっきみたいにわけると、

「不定詞 ?en」 「過去基本形 ××」 「過去分詞 ge- □□ ?en

みたいになるわ。

まぁ、これは実際に見てもらったほうが早いわね。

まずは、不定形→過去基本形→過去分詞の順番でいくわ。

kommen kam gekommen」(コメン カーム ゲコメン):来る

sprechen sprach gesprochen」(シュプレヒェン シュプラーハ ゲシュプロッヒェン):話す

trinken trank getrunken」(トゥリンケン トゥランク ゲトゥルンケン):飲む

gehen ging gegangen」(ゲーエン ギング ゲガンゲン):行く

essen as gegessen」(エッセン アース ゲゲッセン):食べる

前の雑談でも言ったけど、英語とドイツ語は元は同じだったわけで、英語で不規則だとドイツ語でも不規則なことが多いの。

……それにしても、「ゲーエン ギング ゲガンゲン」とかいう音の並び、他の言語じゃあんまりお目にかかれないわよね。

まぁ、全体的には、幹母音が変化することが多いんだけど、滅茶苦茶に変わるのも十分多いから、普通に憶えるか、その都度辞書引くかしたほうがいいと思うわ。

不規則の動詞は、右肩にアスタリスク(*)がついてるから、見ればわかるわ。文中に出てきても、不規則動詞はそのまま載ってることが多いから、辞書の有効活用は忘れずにね。

 

次は、別のタイプの不規則よ。

 

Lektion 3

混合変化動詞(不規則動詞2)

次も同じく不規則変化なんだけど、「混合変化」って言われるとおり、規則をある程度保ちながら不規則なのよね。

前みたいに形を示すと、

「不定詞 ?en」 「過去基本形 ×× -te」 「過去分詞 ge- □□ -t

って感じで、規則動詞の語尾とかついてるのに、語幹が変化するわけね。

例を挙げるわ。

bringen brachte gebracht」(ブリンゲン ブラハテ ゲブラハト):持ってくる

denken dachte gedacht」(デンケン ダハテ ゲダハト):考える

wissen wusste gewusst」(ヴィッセン ヴステ ゲブスト):知っている

じゃあ、次は最重要な例の3動詞をやるわね。

 

Lektion 4

sein haben werden

現在人称変化のときも、この3つは別枠で紹介したけど、やっぱりここでも別枠になるわ。

……いや、まぁ、これくらいは憶えないと、ドイツ語やってられないし。

というわけで、並べてみるわね。

sein war gewesen」(ザイン ヴァール ゲヴェーゼン)

haben hatte gehabt」(ハーベン ハッテ ゲハプト)

werden wurde geworden」(ヴェァデン ヴルデ ゲヴォルデン)

これら3つは、無条件で憶えること。いいわね?

 

……まぁ、今回は憶えることばっかりだけど、みんなガンバよ!

 

Lektion 5

geがつかない過去分詞

 

まぁ、今まで見てもらった動詞のうち、過去分詞は「ge-」がつくっていうことは共通してたわ。

……でも、これがつかなくて、その単語を見ただけじゃわからないものもあったりするのよ。今度はそれを紹介するわ。

まず、1つ目のパターンとして、「前綴り」っていうのがくっついた動詞のとき。

具体的に言うと、「be-」「emp-」「ent-」「er-」「ge-」「ver-」「zer-」「miss-」ね。

これらの前綴りがついた動詞っていうのは、元の動詞からの派生的な意味になってるのよ。

で、前綴りの方が、過去分詞の「ge-」よりも動詞との親和率が高いもんだから、無理やり分けられないの。

まぁ、これを非分離動詞って言うんだけど……分離・非分離動詞はもっと後でまとめてやるから、今は「こういう前綴りじゃgeがつかないんだ」と覚えてもらえればおk。

というわけで、例を見てみるわね。

besuchen besuchte besucht」(ベズーヒェン ベズーフテ ベズーフト):訪れる

bekommen bekam bekommen」(ベコメン ベカーム ベコメン):貰う

verstehen verstand verstanden」(フェアシュテーン フェアシュタント フェアシュタンデン):理解する

と、こんな感じに、「前綴りが入っていて、ge-がつかない」以外は、他の規則動詞や不規則動詞の変化をするの。だから、これら全部は不規則動詞ってわけじゃなくて、前綴りをとっても不規則だと、「不規則動詞」になるのよ。

 

次のパターンに行くわね。

今度は、外来語派生の動詞で、「-ieren」で終わるもの。

これらは、規則変化に分類されるんだけど、単純に「ge-」がつかないってやつね。

例を挙げると、

studieren studierte studiert」(シュトゥディーレン シュトゥディールテ シュトゥディールト):研究する

diskutieren diskutierte diskutiert」(ディスクティーレン ディスクティールテ ディスクティールト):議論する

オランダ語やってる人は、「studieren」に当たる「studeren」が過去分詞になるときに「gestudeerd」になったから、混乱するかも知れないわね。

まぁ、方言程度の違いしかないけど、一応は別言語扱いされてるわけだしね、我慢してちょ。

 

実は、もうひとつ「ge-」がつかない事例があるんだけど、これは方言なのよね。

これがさっき紹介した北部方言。

北部方言での過去分詞では、英語と同じでそもそも「ge-」が前につかないの。「ge-」をつける標準ドイツ語とオランダ語に挟まれてるけど、不思議なことにね。

だから、ちょこっと頭の片隅にでも置いておけば、もしかしたら役に立つかもしれないってことで。

この講座は標準ドイツ語をやるから、過去分詞の「ge-」は非分離動詞と外来語派生以外原則つけることにするし、気にしなくていいわよ。

方言まで気にしてると、例えば南部方言では「s + 母音」は濁らないとか、そんなことまで考えないといけなくなるし、あくまで「ドイツ語の雑学」として捉えてくれればいいわ。

 

さて、いよいよこれら「3基本形」を実際に使っていくわよ。

 

Lektion 6

過去人称変化

 

……と、実際に過去時制の用法に行く前に、これを説明しなきゃならないわね。

ドイツ語の動詞は、現在形で人称変化したけど、もちろん過去形でも人称変化するの。

ドイツ語の過去形が、わざわざ「過去基本形」っていう名前なのは、「変化するから」なのよ。

つまり「過去における不定形」って意味ね。

もう見たくない人もいるかもしれないけど、過去人称変化でも表を映すわ。黒板をチェックしてね。

単数

複数

過去基本形

sagte

ging

過去基本形

sagte

ging

1人称 ich

sagte_

ging_

1人称 wir

sagten

gingen

2人称 du

sagtest

gingst

2人称 ihr

sagtet

gingt

3人称 er

sagte_

ging_

3人称 sie

sagten

gingen

敬称2人称 Sie

sagten

gingen

敬称2人称 Sie

sagten

gingen

1人称単数と3人称単数では、過去基本形と変わらずに、他の時は現在人称変化と同じ語尾がついたわね?

これが、過去人称変化なの。

語尾だけ抜き出すと、「-O, -st, -O, -en, -t, -en」ね。sagenの3人称複数過去の「sagten」では、「n」しかついてないじゃないかという人もいるかもしれないけど、これは「sagte」の最後の「e」に「-en」が半分吸収されたからで、別に不規則とかではないわ。あ、「-O」っていうのは、「ゼロ接辞」っていう「変化した結果何もつかない」って意味だから、「-O」がつくって意味じゃないわよ。

こんな風に、過去人称変化も現在人称変化みたいな変化をするわけね。

まぁ、これも現在人称変化と同じく憶えてもらうしかないわ。要領は同じだから、ここまでついてきてる人は大丈夫だと思うけど、頑張ってね。

 

ちなみに、過去分詞は「過去分詞」として使う……つまり、受動態とか次回やる完了形で「そのままの形」で出てくるから、変化しないわけ。だから、これは普通に規則に当てはめたり丸暗記すればおkよ。

完了形は今言ったとおり次回の予定だから、今はスルーしてくれればいいわ。

 

Lektion 7

過去時制の用法

 

過去時制の文をどう作るかっていうのは、現在形のときと同じように動詞を人称変化させればいいの。

例えば、1人称単数過去の疑問文だと……

 

Sagte ich etwas Falsches?

「私の言ってること、そんなに間違ってる?」

(私は何か間違ったことを言いましたか?)

 

……どうしてまた作者のトラウマシーンから出すかなぁ。

さておき、こんな風に、『過去』時制っていうくらいだから、「〜した」っていう風に過去をあらわすわけだけど、普通の過去の表現では過去形は使わないのよ。

ドイツ語で過去形っていうのは、話し手が過去に起こったことに距離を置いて言及するときとか、過去の出来事を客観的に言うときとかに使われるものなの。

だから、普通は小説とか物語、報告書とかの用法ね。

まぁ……例のトラウマシーンは、「冷静に見て、私のいうこと間違っていた?」っていうニュアンスにしたかったからか、作者はあえて過去時制使ったわけだけど……この使い方が間違ってたら、突っ込みお願いするわね。

etwas Falsch」は、前に習った「etwas + 形容詞の名詞化」ね。これで「何か間違ったこと」になるわけ。

ちなみに、普通の「過去」の話をするとき……つまり、話し手の主観が入る過去のときは、現在完了形を使ってあらわすことになってるわ。

現在完了は次回の予定だから、そのときに話すことにするわね。

どうも、ドイツ語だと過去形や未来形がそのまま「過去・未来」をあらわさないから、ちょっとややこしいわね。

……逆に言うと、現在形と現在完了さえ憶えれば日常生活では問題なく使えるわけだけど。時間的な未来も、「現在形+副詞」で表現するのが普通だし。

 

じゃあ、もう少しだけ過去形の文章を見てもらいましょ。

 

Die Konigin hatte einen wunderbaren Spiegel. Wenn sie vor den Spiegel trat und sprach:  "Spieglein, Spieglein an der Wand, wer ist die Schonste im ganzen Land?“, so antwortete der Spiegel: "Frau Konigin, Ihr seid die Schonste im Land.“

 

講座初めての長文……というほどのものでもないけど……になったわね。

これは「物語」の例で、過去時制の文章で作られてるのよ。

これを読み取っていきましょ。

 

まず、最初は主語で「王妃」という意味(女王の意味もある)。次に「hatte」だから、「haben」の3人称単数ね。だから「持っていた」。

その後ろは「すばらしい鏡」よ。形容詞は前に習ったわね?

だから、第1文は「その王妃はすばらしい鏡を持っていた」になるわ。

次は従属接続詞「wenn」から始まってるから、副文の構成で動詞は最後。だから「trat」と「sprach」が動詞ね。これらはそれぞれ「trat」は「treten(歩む)」の3人称単数過去。「sprach」は前にも出たとおり「sprechen」の3人称単数過去ね。

だから、この文は「彼女がその鏡の前まで歩いてきて、言った」になるわ。

二重引用符「“」は会話のしるしで、彼女がなんて言ったか示すことになるの。「Spieglein」っていうのは、単純に「Spiegel」をかわいらしく言ってるだけね。

この文章を訳すと「鏡よ鏡、壁の鏡、国中で一番美しい女性は誰でしょう?」になるわけね。

次の動詞は「antwortete」だけど、これは動詞「antworten」の3人称単数過去。

「鏡は答えた」ね。

最後は鏡の会話文になるんだけど、途中にある「Ihr」が古い言葉だから(要するに古典文法)、みんな脳内で敬称2人称の「Sie」に置き換えて考えてね。

で、最後の文を訳すと、「王妃様、貴女様がこの国で一番お美しいです」になるわけね。

 

っと、こんな感じ。

もう一度作者が読み上げるから、意味と動詞を考えながら聞いてみて。

 

 

さて、これで今日は終わり!

今回はかなり詰め込んだからねぇ……第5回の名詞のときみたいに。

だから、みんな疲れたと思うから、しっかり休むことをオススメするわね。

次回の予定だけど、さっきも説明したとおり現在完了をやるわ。これで「〜してしまった」が作れるわけ。もうひとつ、未来形も出来ればやりたいけど、どうなることやら。

じゃ、みんな今日はお疲れ様。

Tschus!